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令和元年度(作成)広報誌コンクール表彰

2020.06.26

令和元年市P協広報紙コンクール講評一覧   講評:神戸新聞社

今年5月に開催中止となりました「神戸市立校園 PTA会長・副会長研修会」の中で行う予定だった、令和元年度広報誌コンクール表彰式に代え、各学校園に賞状を送付させていただきました。また優秀賞3校へは、トロフィーをお持ちいたしました。

入賞された29校園のPTAの皆様、おめでとうございます。 神戸新聞からいただいた講評を掲載させていただきました。また次回のご応募をお待ちしております。

☆優秀賞

【本山第一小】

 卒業生の紹介を、単なる紹介に終わらせず、ランドセルをテーマにするなど企画力を感じさせる。また震災25年の講演要旨もしっかりした内容。背景模様の使い方もうまく、総合的に完成度は高い。

【こうべ小】

 表紙の作り方がうまい。1枚の写真をそのまま使わず白い枠を入れることで、目を引く仕上がりになった。全体に落ち着いた色使いもうまい。またアンケートのまとめ方もうまく、充実した内容になっている。

【北神戸中】

 表紙を含め表情のしっかりした写真を選ぶなど、うまくビジュアルに仕上がっている。とくにトライやる・ウィークは、写真の大きさをある程度確保するなど、見せる紙面としてレベルの高い仕上がり。

☆入選

【道場幼】

 園児の表情や動きのしっかりした写真が多く、見ていて楽しくなる紙面。PTA活動も写真中心で紹介。「一年間の思い出マップ」を入れるなど、高いレベルで見せる紙面になった。

【兵庫大開小】

 全景とアップを使い分けた写真を多用し、行事などの内容をうまく伝えている。とくに音楽会やICT教育の部分は、この使い分けで分かりやすく見せることができている。

【高倉台小】

 お化け屋敷の舞台裏紹介では、黒っぽい色の背景に、黒っぽくなりがちな写真を埋没しないように配置し、フォントの選択も含めて雰囲気のある仕上がりになった。また裏表紙の音楽会も写真の選択がうまい。

【東須磨小】

 見開きのページに黒板をイメージし、学年ごとの行事を詰め込んでいる。濃い色の背景ながら、写真の色が引き立つように工夫。くり抜きや吹き出しの使い方もうまい。

【高丸小】

 全体に写真を大きめに、ゆったりと配置した落ち着いた仕上がり。また広報紙についてのアンケートは、これまでありそうでなかった内容。今後の作り方を考える上でもプラスになったはず。

【駒ヶ林中】

 全体に生徒の表情のしっかりした写真が多く、その場の雰囲気がよく伝わる。また、小さい写真を並べがちなトライやる・ウィークは表情が出ている写真ばかりを選び、見栄えのいい紙面になった。

【鷹取中】

 オープンハイスクールの特集では、表や地図を入れており、こうしたちょっとした工夫で内容も分かりやすくなる。また広報紙のタイトルの起源を求めて取材を重ねるなど、意欲的な作りになった。

【高取台中】

 表紙は黒い背景に写真と文字をうまく配置しており、色のこなし方が光る。また修学旅行は、背景に階調をうまく落とした写真を使っており、見せ方にもうまさを感じる。

【井吹台中】

 体育会や文化祭の写真は、右と下枠に付けた影が適切な太さで、うまくプリントした写真を並べた感じを出している。またPTAの活動紹介や報告にも、それなりに紙幅を割いており、内容的にも充実している。

【須磨翔風高】

 学校行事は、生徒の表情がしっかり出た写真が多く、見ている方まで楽しくなる仕上がり。また育友会活動の報告も写真を多く使うなどしっかりした内容で、広報紙らしい仕上がりになった。

【青陽須磨支援】

 学年数が多いにもかかわらず、学校行事をうまく限られた紙面に収容している。またPTA活動や福祉関係の講座など、多岐にわたる報告で、内容的にも充実している。

☆佳作

【本山第二小】

 表紙は写真の躍動感、表情、トリミングとレベルの高い仕上がり。中面でも運動会は、縦と横の写真を組み合わせて並べ、背景に余計な模様などを入れず、シンプルですっきりした出来栄えになった。

【高羽小】

 児童の日常生活を中心に、ほぼ全てをアンケートで埋める力作。1年生と6年生の違いを結果から浮き彫りにするなど工夫されている。PTA活動関連も2ページを割くなど、内容的にもバランスがとれている。

【西灘小】

 写真をゆったり配置し、背景色も全体に抑えたトーンにした落ち着いた仕上がり。使う色の種類を控えめにして、行事ごとに文字フォントをそろえるなど、安定感のある仕上がりになった。

【藤原台小】

卒業生のクラス写真を大きく扱い、顔がしっかり見えるようにしたのはよかった。またPTAの活動報告などにも紙幅の半分を割き、広報紙としてバランスの取れた作りになっている。

【大池小】

 動きが感じられる表紙の写真は、表情もしっかり捉えており、うまいシャッタータイミングの一枚。中面は先生らへのアンケートをシンプルにまとめ、読ませる紙面になった。

【星和台小】

 紙面を横開きにすることで、一般的に多い横位置の写真にうまく対応した。学年ごとの行事には文字を入れず写真を多用し、背景色もトーンを抑えることで、見やすく仕上がっている。

【道場小】

 表紙の写真は今回の応募作品の中でナンバーワン。騎馬戦を思い切ったアップで使い迫力満点になった。卒業生の思い出では、1年入学時からの身長の伸びを入れるなど、面白くしようという工夫が感じられる。

【鹿の子台小】

 全体に背景色や背景の模様を抑えており、きれいな仕上がりの紙面になった。自然学校はある程度、写真の大小がしっかりしており、アクセントのついたしっかりした作りになっている。

【五位の池小】

 学年だよりでは、須磨水族園の写真をしっかり大きく扱うなど、写真の大中小がしっかり使い分けられており、まとまりのある紙面になった。背景の濃い模様もうまく利用し、完成度の高い仕上がりになっている。

【真陽小】

 通常は横位置で撮影する集合写真を、ジャングルジムを使い縦位置で撮影し表紙に使うのは、工夫を感じさせる。学校行事などは、色調を抑えた背景にうまく小さな写真を配置した。

【井吹の丘小】

 全体に背景色の色調を抑え、シンプルな模様にすることで、写真をうまく引き立てている。各ページのノンブル下に線を引く代わりに、学校名を英字で入れるなど工夫が感じられる。

【高津橋小】

 折り込み式紙面での表紙下の目次の作り方がうまい。また登校時見守り隊ボランティアでは、地図を入れたほか、活動の変化を図示するなど、少しでも内容を分かりやすくしようとする姿勢を感じる。

【鷹匠中】

 紙面を横開きにすることで、文化祭などの写真を思い切った横長にして、有効に活用している。学校行事も含め、余計な見出しなどを入れないことで、シンプルかつ見やすい紙面になった。

【湊翔楠中】

 職員紹介では、自分を表す漢字一文字を、新元号発表の様子になぞらえて紹介しており、可能であれば、こうした時事性や時代性を取り入れた紙面作りも意識しておきたい。

【多聞東中】

 背景に薄い色を使い、模様もうるさくない程度に抑え、うまく使っている。また卒業生への先生のコメントでは、校舎の写真を気にならない程度までぼかしてあり、デザイン性のある仕上がりになった。

写真は優秀賞の北神戸中学校PTAに贈られたトロフイー。

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