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第73回指定都市PTA情報交換会 大阪大会に参加しました!報告(第4分科会)

【第4分科会:広報活動】


▲第4分科会の様子(撮影:花木副会長)

第73回指定都市PTA研究大会大阪市大会
9月14日(木)14:45〜17:30
【第4分科会:広報活動】
分科会テーマ「広報誌・HPなどを含めた広報活動と工夫」

【情報交換の視点】
?広報誌の発行回数と作成費用面での課題と工夫
?広報活動の種類及び広報誌と学校HPとの関係
?広報活動における掲載内容での課題と工夫

≪札幌市≫
?年3回発行。昨年、この情報交換会に参加して、他都市のいいところを取り入れた。
また広報誌以外に「かわら版」を数回発行している。
?一応HPはあるがあまり活用していないので、来年度リニューアルする予定。
?各区P連において広報誌づくり講習会を実施している。

≪新潟市≫
?年3回、各5万5千部発行。これまでは市P協事務局が作っていたが、昨年から専門委員会を設け、保護者が作成。この情報交換会で他都市の広報誌に刺激を受け、白黒からカラーに変更。また保存しやすいようにA4判で作っている。
?HPとフェイスブックも活用している。HPでは理事会での会議内容の進捗状況などを発信している。
?広報誌では市P連の存在意義を理解してもらえるように具体的な活動と達成目標を記載するようにしている。写真を多用するなどPTA活動への参加者が増えるように工夫している。

≪仙台市≫
?年3回発行。さらに市P協から不定期でかわら版を発行し、行事の報告などをしている。
費用面の対策として、各校への配布は市教委の巡回メールを利用している。
?HPを使っている。市内単Pの会長への案内などが主な利用法。フェイスブックは個人情報保護の観点から活用に踏み切れないでいる。
?年度初めに学校から各家庭に「個人情報掲載の承諾書」を配布し、広報誌や学校だよりに個人名を記載してよいか配慮をしている。保護者だけでなく地域にも活動が伝わるようにしている。

≪さいたま市≫
?年2回、各101,000部発行。本年度は印刷会社を見直し、配送料含め190万円で予算を組んでいる。7月号が2ページ、3月号が4ページだが、これを逆にして、より会員に読んでもらいたい。
?市PのHPと各区連PのHPをリンクさせているが、そこから各校へのリンクはない。保護者のほとんどがPCよりスマホでHPを見るので、スマホ対応のページを作っている。
また役員向けのフェイスブックページも活用している。
?政令指定都市になって間もないので、各区のことがつかみ切れていないので、シリーズ企画として「区連紹介」を実施している。また災害が多い地域でもあるので、ページを増量して防災特集を組んだことで多くの情報提供が出来た。

≪千葉市≫
?年2回発行。白黒刷り。校正は5人の委員で行っている。広報誌以外に、役員向けに市P理事会後に市P連ニュースを発行して、教育委員会からのお知らせや各区の行事を記載して情報の共有化を図っている。
?今年度からHPをリニューアルして頻繁に更新している。3月に発行したPTA活動に関するQ&A集が好評だったので、HPでPDF化して掲載している。
?毎年同じような紙面づくりになってしまっているので、今後多くの人の興味を引くような紙面を作っていきたい。

≪川崎市≫
?年3回発行。各区より選出された7名で作っている。広報誌では事業の報告を中心に行っているが、保護者の興味を引く特集記事も組んでいる。
?HPはこれから開催する事業の案内を中心に、広報誌では事業報告を中心にと使い分けをしている。学校HPとのリンクはない。広報誌のダウンロードもHPで出来る。
?なるべく保護者の目線に立って、興味のある内容での紙面づくりを目指している。また単Pの広報では取り上げきれない部分を特集記事として組んでいる。

≪横浜市≫
?年2回発行。今年度からオールカラーの紙面に。作成は18区から2名ずつと特別支援部会から1名の37名で行っている。委員の裁量により紙面全般のレイアウトや校正も変わる。
神奈川新聞社のデザイナーに協力してもらっている。
?市PのHPでは事業報告などを掲載。各校のHPとはリンクしてないが教育委員会とはリンクしている。来年度からのHPリニューアルに向けて現在業者選定中。
?広報誌は子供たちの活動ではなく、PTA活動を主に掲載する。また幼・小・中・特支の各校種が必ず記事になるように工夫している。また個人情報の取り扱いには十分配慮をしている。

≪相模原市≫
?昨年までは年3回、白黒の紙面で発行。全生徒配布ではなく各校3部程度。昨年度のこの会での情報をもとに本年度から見直し、年2回のオールカラー版。費用対策として8社から5万円ずつの広告収入、市から補助金をもらっている。
?昨年度から無料のサーバーを使ったHPを作っている。また今年からフェイスブックも併用し、会議出席などリアルタイムな情報を発信している。
?来年度から大幅にリニューアルの予定。名古屋市や京都市を参考にして業者広告を取り入れるように検討中。紙面は身近に感じてもらえるような内容の掲載に努めている。

≪名古屋市≫
?年5回、各14万部発行。タブロイド版8面のフルカラー。校正は委員をはじめ、担当区の校長先生や教頭先生にも見てもらっている。費用面の対策として企業広告を載せている。
?市PでHPとフェイスブックを併用している。告知などはHPで、現在行われている活動の報告など即時性の高いものはフェイスブックを利用して棲み分けを図っている。
?読んでもらいやすいように1面はやわらかい内容のものに。また親子で楽しんでもらえるような記事を掲載している。


≪京都市≫
?年5回発行。5校種の役員・理事からなる情報発信委員会として広報誌を作成。
費用は各家庭から9円の広報誌代を徴収。さらに市からの助成金、企業広告で賄っている。
?市PのHPは各校とのHPとリンクしているが、中PではHPよりメール配信サービスをよく利用している。
?出来るだけ写真を多く取り入れるようにしている。また横書きの部分を多くしている。保護者だけでなく子供たちにも楽しんでもらえるような紙面づくりに取り組んでいる。


≪神戸市≫
?年3回発行。4ページで表面のみカラー。5校種から選出された27名で構成した専門委員会が作成を担当。費用対策として、専門委員会で紙面づくりを終え、データ持ち込み。校正回数を決めるなどで業者負担を減らし印刷費を抑えている。また3年ごとに3社見積りをし、業者を選定。
?市PのHPで、活動があり次第スピーディに事業報告をしている。また参加者募集や、期間限定のリーフレット、各種申請様式のダウンロードも出来るようになっている。各校とのリンクはしていない。
?1面に特集記事を組んで関心を持ってもらうように。2,3面で普段の事業報告や事業案内、HPで応募用紙がダウンロード出来るといった告知もしている。そして最終面では5校種、また市内各学校園からの活動を掲載している。

≪大阪市≫
?年12回発行。希望する学校園から1部20円(年間200円)の購読料を徴収し、約9万7千部の発行。大阪教育文化振興財団が紙面作成を担っていて、保護者は関わっていない。
?市PのHPは事業報告だけでなく、告知にも使っている。学校とのリンクはないが、各教育関係団体とのリンクは貼っている。
?出来るだけ多くの学校園を紹介するようにしている。実際に作っているのが外部団体なので、連携が取れるようにしている。

≪広島市≫
?年3回発行。4ページフルカラー。費用面での工夫は特にしていない。
?今年度からHPを立ち上げた。現在試行錯誤中。
?皆に見てもらえる工夫として、表裏は親子で見るページ。中開の2,3面は保護者向けの記事を掲載している。イラストには小学生の手書きのものを採用して「温かみのある紙面」を目指している。

≪北九州市≫
?年3回発行。広報担当者は1人。1人で記事から割付まで行っている。PTAに関する4コマ漫画は好評。費用対策として昨年度9社の印刷会社にサンプルを出してもらい役員会で業者選定を行った。
?市PのHPはあるが月1回の更新。来年度からはタイムリーな更新ができるように検討中。
?読んでもらえるようにするために見出しの工夫に努めている。

≪福岡市≫
?年3回発行。広報誌とは別に「理事会だより」を毎月1回発行している。この情報交換会を経て、本年から見出しをカラフルにして目に留まるようにした。今年からは配布方法を変更し、印刷業者から各校へ直接配布してもらっている。
?今年の4月からHPをリニューアルして活用。
?保護者や子供たちが思わず手に取るような明るい見出しにしたり、活動を楽しんでいる写真を載せる工夫をした。印刷業者のデザイナーに割り付けなどのアドバイスをもらって見やすい紙面にしている。

≪熊本市≫
?年2回発行。しかしそれでは情報の周知が出来ないので、広報誌とは別に事務局から毎月「市Pだより」を発行している。費用対策としてはデザイン、割り付け、写真も全て広報委員会で作成し、データ入稿している。
?市PのHPと各校のHPをリンクさせている。
?広報委員会のメンバーが毎回変わるのでレイアウトなどは毎年同じような雛形を使っている。多くの会員に読んでもらえるように、身近に感じられる記事として毎号単P紹介を掲載している。

【その他の情報交換】
Q1.HPのスマホ対応はどうしている?
A1.ほとんどの都市がスマホ対応を取っていない。しかし今後はその対応が必要であろう。
Q2.広報誌とHPの関連として広報誌にHPのQRコードなどを載せているか?
A2.2都市が掲載している。
Q3.広報誌を作成するのにどのぐらい集まっているのか?
A3.多くの都市が月1回ぐらい集まっている。負担を減らすためにメーリングリストを活用したりしている。
Q4.HPを見てもらうための工夫は?
A4.情報が更新されるたびにフェイスブックでシェアしたりして情報喚起している。
Q5.業者広告を載せるにあたって業者の選定は?
A5.教育委員会に審査を依頼している。子供たちに関連する業者を中心に選定している。地元新聞社から紹介された業者を選んでいる。


【助言者からの提案】 大阪市立都島中学校 井口信茂校長 
毎年メンバーが変わるなかで作り続けていくのは大変だと思うが上手く繋いでいって欲しい。 
各都市財源には苦労しているようだが、広告掲載の業者選定については十分な配慮が必要である。また公平性も保って欲しい。
発行回数にはこだわらず、充実した内容の広報誌を作ることが大事ではないか。
最近は個人情報保護の観点から、子供のいきいきした表情を載せることが難しいが、保護者の確認を取るなどの丁寧な対応をとっていい情報を発信して欲しい。
広報誌はPTAから発行しているものであるが、学校にとっても周年行事の際などに過去の情報を得る貴重なツールであるので、大変ではあるが今後も続けていって欲しい。


【運営責任者まとめ】 大阪市PTA協議会 田中智基副会長
多くの都市の広報誌が広告を掲載して資源にしている。但し、業者の選定には教育現場に相応しいものなど気を付けている。
発行回数は年2回から多い所では年13回というところもある。また定期的な広報誌とは別に瓦版という形で情報発信しているところもある。
ICTを含め、HPも見てもらおうということで広報誌にQRコードを印刷してリンクを図って工夫している。
HPをもっと活用してもらいたいのでリニューアルを考えている。
広報誌も特集記事を組んで読んでもらいやすい工夫をしている。
HPとの住み分けを考えるに、HPは速報性の高いもの。広報誌はじっくりと読んでもらいたいものを載せるようにしている都市が多い。
HPは更新しても見てもらえないことが多いので、更新時に一斉メールを配信したり、FBをもっているところはシェアしたりして多くの人に繋げている。
個人情報保護については十分な配慮が必要。その中で、どのように活動内容をいきいきと伝えていくかが課題。


(記録者:中P連 花木克己)











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