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事務局だより


神戸市PTA協議会カンファレンス 開催しました!

日Pや、市P、連合P等、単Pから離れていくにつれ、何をしているのか、また何のためにあるのかなど、わからない。だからいらないという風潮にある今の社会の中で、本質を理解し、本当に必要だと感じてほしいという思いから今回、このような会を開催しました。


▲講師:高尾展明氏


▲多くの方にご参加いただきました。

神戸市PTA協議会カンファレンス 

平成28年9月6日(火)18:00〜17:30
神戸市総合教育センター(603)
参加:神戸市PTA協議会理事他 約70名

講師 高尾 展明(たかお ひろあき)氏
(公社)日本PTA全国協議会 事務局長・専務理事
レジュメ
18:00〜 会長あいさつ・講師紹介
18:10〜 講 義 
19:00〜 質疑応答
〜19:30お礼のことば・閉会のことば

 大阪の方では大雨、関東地方では台風、神戸市も曇天の中、神戸市PTA協議会 理事対象カンファレンスを開催しました。
 28年度会長 山原 真由美 から開会のあいさつとして、日Pや、市P、連合P等、単Pから離れていくにつれ、何をしているのか、また何のためにあるのかなど、わからない。だからいらないという風潮にある今の社会の中で、本質を理解し、本当に必要だと感じてほしいという思いから今回、このような会を開催したかった経緯などを話しました。

 講師 隆夫 展明(たかお ひろあき)様は、現在、公益社団法人日本PTA全国協議会事務局長で、専務理事を兼任されています。日Pの執行部として業務に携わる中、PTA不要論を煽るマスコミにも対応もされながら、本当のPTAのあり方や姿を啓発されています。

今回は、1時間という限られた中で、「PTAの歴史」「社会教育団体とは」「PTAとは何か」をお話しいただきました。

【講義概要】
 PTAの歴史は戦後すぐ、敗戦後の日本の復興に寄与するため教育方針を立てた中でやはり人と人とのつながりが大切、大人が学んで子供たちに活かしていく姿勢が大切ということで自主的に作られました。
 現在でも震災などの自然災害の後、復興の中で言われる「人と人とのつながり=絆が大切」と何ら変わりはありません。
 日本PTAは昭和23年に結成大会を、27年に第1回総会、28年には三重県での第1回全国大会を開催しました。今回の平成28年の徳島うずしお大会は第64回です。
 時代背景が様変わりする中、連綿と続くPTA活動のなかで、何をしてきたのでしょうか。
 まず学校給食運動で、現在の小学校では100%です。そして教科書の無償化。親が子供に教育を受けさせる義務=義務教育を受ける子供たちのために、PTAの働きかけによるものです。
 また以前からもメディア関係へ子供のためになるTV番組作りを要望し、最近では教職員の定数削減に対する、教職員の充実を願った申し入れも行っています。

現代社会では、いじめ、不登校、外国人生徒の増加、子供の相対的な貧困問題など、様々な新たな課題がおき、教職員も多忙になっている中、学校だけでの解決は無理で、地域、PTAなど大人が手を結び協力していかなければ成り立たなくなってきています。

PTAの長い歴史の中で積み上げてきたものを、マスコミが、個々の悪いことだけを取り上げ、即PTA不要に行き着いています。個別の事案でなく、全体として見、何が本当に必要かを見抜いてほしいものです。マスコミの取り上げる内容は嘘でも本当でもない部分です。鵜呑みにせず事実を見てほしいと思います。
今後はますます、子供たちのため、教育を良くしていくために、地域と学校の協働を求めていくようになります。
PTA活動は地域で子供を育てること=社会教育です。PTAをただのボランティア団体だと思っている方もおられますが、PTAはれっきとした社会教育団体です。だからPTAは社会教育活動を行っていることになります。教育法にもその内容が示されています。
学校の過程以外はすべて社会教育で、大人が学び合う社会であり、大人が持っているものを教え合うことです。だから教科書などはなく、大人がプロの検知を活かし大人も子供も巻き込んでやる事業なのです。

 なぜPTAは必要なのでしょうか。学校の中では消化しきれないものが多くなってきています。教えることが多く、誰かが一緒にやらないといけません。共通する認識を持ち大人が手を結び問題を解決していくためにPTAが必要だと考えます。
 自助、共助(互助)、公助、という中で、PTAは共助の部分ですが、最近これが落ちてきているといわれます。今、地域が活性化しないのはこれが理由です。貧困の問題、子育ての問題、老人介護の問題、全て根底にこれがあります。社会が抱える大きな問題は、全員でやっていかないといけないのです。
 日Pは、法律や予算に基づき国がやっていることを情報収集し、要望していかないといけません。また地方協議会からも情報収集していき5省庁へ要望しています。
 PTA活動は、社会の基本形成もしています。基礎作りです。そのために大人が力を合わせ色々な活動をします。家庭が忙しく家庭内で完結していくのは難しくなっており、誰かの手を借りないとできない中で、お互いにネットワーク作ることが社会の基盤になるのです。
 日本PTAの綱領に基本理念を掲げています。3年前に公益社団となり、公共性の非常に高い団体となりました。だから、全てのPTAも社会的信頼があることになります。家庭教育支援や、家庭と学校の連携、発展に寄与し基盤を形成しているのです。PTA活動はこの綱領の4行に集約されています。歴史ある団体として。

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公益社団法人日本PT全国協議会は、教育を本旨とし、特定の政党や宗教に偏ることなく、小学校及び中学校におけるPTA活動を通して、わが国における社会教育、家庭教育の充実に努めるとともに、家庭、学校、地域の連携を深め、児童・生徒の健全育成と福祉の増進を図り、もって社会の発展に寄与することを目的とする。(綱領、定款第3条)
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 【質疑応答から】
 日本PTAも小中だけでなく、幼稚園や高校とも連携し、校長会も加えた研究会も4回目となり、今後も進めていきます。また特別支援学校への働きかけも行っています。
 PTAに加入しないところや抜けたいというところへも、共有できるような情報交換は行っていきたいと考えます。孤立してやるより、情報ネットワークを持って行う方が効率的で効果的です。


※この会は今回に限りの開催です。

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