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事務局だより


第63回日本PTA全国研究大会 札幌大会 特別第2分科会報告

札幌大会報告、完成!


▲特2参加者です!


▲(写真/中P連T,K)

特別第2分科会
【午前の部】
アトラクション 
札幌市立真栄中学校 合唱部

基調講演
「スマホ時代の大人が知っておきたいこと」
竹内 和雄氏  兵庫県立大学 准教授

多くの子供たちはスマホやケイタイの便利さ(瞬時にやり取りができる・離れていてもリアルタイムに他の人とつながる事ができる)に頼り安心して生活している反面、昔のケイタイならメールが届いたら3分以内に返信するという3分ルールとよばれるものがあったけれど今はスマホが主流となりSNSで既読がついた10秒以内に返さないといけない。など暗黙のルールに縛られスマホを常に気にしていなくてはならない、話についていけなくなる、仲間外れになる、等の不安感がある。
竹内氏が教員の時ある保護者から「先生娘のケイタイを取り上げて下さい。全然勉強しないんです、昨日もその事で喧嘩になり今朝は口もきいてません」と言われでも学校で預かるのはちょっと…と話したが聞き入れてもらえず結局預かったところその生徒さんから「竹内きもい」と廊下で会うたびに睨みつけながら言われた、少し落ち着いてきたので保護者から返してもらって大丈夫です。と言うので本人に返したがしばらくして今度は生徒本人が「預かって欲しい、だけど友達の手前以前のように学校で会ったらきもいって言わせて」と子供達の中にも「止めたいけど止めれない」と悩んでいる子供がたくさんいます。
またグループのLINEでの言葉の意味の取り間違い。
「このぬいぐるみ可愛くない」とLINEにのせると「可愛くない」の語尾を上げるのと下げるのではまるで反対の意味に伝わり仲間外れになるというトラブルに発展したケースなど実例や体験談を交えたお話でした。
対策を変える必要性(最先端の取り組みの変化)として
平成20年頃 「携帯電話持たさない宣言」 所持禁止
平成22年頃 「賢く使わせる」       ↓
平成25年頃 「夜9時までルール」    ルールづくり(大人)
平成27年  「スマホサミット」     ルールづくり(子供自身)
と行政やPTA等も常に変化させながら時代に合った取り組みを探している、スマホに答えは無い、スマホの問題=心の問題、子供達は安心感・愛されている感を求めている。私達大人はデジタルは難しい、よくわからないと敬遠し、ただ良くないと言うのでは無く『いつでも相談にのるよ』『知らないけど知ってる人を知ってるよ』と寄り添う心・知る努力が必要と締めくくられました。
【午後の部】
実践報告
?「全ての教職員が取り組む情報モラル教育の実践」
〜三層構造アプローチによる情報モラル教育〜
尾崎 廉氏  創造教育研究所 代表
 ?「子どもたちの未来へ届けるメッセージ」
  〜PTAが核となったムーブメントの創出〜
  濱中 昌志氏 北海道教育庁生涯学習推進局生涯学習課 主幹
 
 研究課題
 『子どものための情報モラル』〜子どもの現状とネット炎上〜
デジタルネイティブ世代と呼ばれる今の子ども達、スマホ携帯利用の低年齢化により子どもたちがどこまでインターネットを理解しているかを知ることが大切。
ネットは便利だけれどリスクもある、例えばネットに公開された情報は後で回収不可能となる為情報活用能力を身につける必要がある。
単なるイタズラ写真をネットに載せた為に自分の人生を大きく変えてしまう可能性がある事を理解し炎上を招くような不適切な投稿をしない。
友達とのおしゃべりや情報交換などのコミュニケーションができるSNSをスマホにより手軽にできる様になり楽しさが増えた半面、他人になりすましトラブルに巻き込まれる危険も増えているので利用する本人が提供するサービスや仕組みをよく理解する事が大切である。
 このような事を考えた時、スマホにかけるフィルタリングだけではなく人間フィルタリング(親子でのルール作り)が必要となる。保護者と子どもにスマホに対してルールが有るかの質問に対して有ると答えた%にだいたい10%位の違いがあった(保護者の方が有ると思っていた)これは保護者が決めたルールで子どもは納得しておらず破っても特に何ともないと思われている為。
では、どのようにルールを作ればよいのか?
※親が自信を持って話をする
※子どもの日常を知る
※技術や用語に振り回されない
※習うより慣れる
※PTAネットワークを活用する
※抽象的ではなく具体的に
※子どもに自分で宣言させる
スマホは親子断絶のツールではなく話題の1つにしていきたい。
みんなで、親子で話し合う事の大切さを知りました。
(報告者/小P連E.T)



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