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事務局だより


第62回 日本PTA全国研究大会長崎大会 第7分科会 【国際理解】 報告

日P長崎大会・・・報告いたします。まずは第7分科会です。会場:長崎ブリックホール


▲第7分科会の様子


▲写真:神原 学 (小P連)

第7分科会 【国際理解】
研究課題「みつけよう!私らしさを世界から 育てよう!つながる力をわが家から」

異国情緒あふれる長崎らしく、二胡、中国笛、チェロ、ギター、キーボード、ベースと様々な国の楽器による演奏アトラクションから分科会は始まり、有名な曲を中心に4曲ほど演奏して頂きました。
続いては「長崎の地域文化にみる国際交流の知恵」という題目で長崎総合科学大学 環境・建築学部教授のブライアン・バークガフニ氏の基調講演です。
京都で臨済宗に入門し禅の修業を約10年間行われたブライアンさんは、長崎へ赴いた折に、外国人を何の隔たりも無く受け入れてくれる町であったことにおどろかれ、そして気に入り、気になり、他の地域と違うのは何故なのかと色々と調べてみたくなり、そうするうちに長崎を安住の地と決められて、現在もお住まいされています。
講義の内容としましては、長崎は歴史の中で外国人との接触が非常に多く、古くから外国人全般をオランダさんと呼んで親しみを持っていた。そのため現在でも排他的ではなく、外国人にとっては居心地のいい場所であり、独特の地域文化を持った町となっているとの事でした。しかしながら当時の通訳は全て長崎弁で行われ、BADは「わるか」、GOODは「よか」、LARGEは「ふとか」、SMALLは「こまか」となっていた…等、長崎のすばらしさをダジャレも交えながら、おもしろおかしくお話しくださいました。結びは、国際交流という言葉はいらない。こんな言葉があるから線引きができてしまう。皆様も家族に「交流」という言葉は使わないでしょ!「団らん」ですよ!それが大事。昔の長崎の学校は、様々な国の子供たちが分け隔てなく机を並べて勉学に励んでいた。そんな環境こそが望むべきものであり、国際理解を特別視しないことこそが大事だと締めくくられました。
 そして休憩時間に国際交流という事で、ホールの外で各国の方々が準備されているブースが用意してあり、展示やゲームなど参加型の催しが開催されておりました。
 続きましては、パネルディスカッションです。長崎市立高城台小学校 校長の河田先生がコーディネーター、そして中国人、韓国人、スリランカ人の長崎に居住しPTA会員でもある方々と長崎県PTA連合会 前会長の里見さんがパネリストとなり行われました。
議題は、各国の家族とは?教育とは?日本で子育てしていて共感できるところ、出来ないところ。等について各国での様子を中心にお話をしていただきました。閉会時間が押し迫り、予定されていた課題が出尽くす前に時間が来てしまいました。それだけパネリストの皆様が熱弁されていた証拠だと思います。
今回、国際理解というテーマではありましたが、やはり子育てにおいては万国共通で国際交流という言葉の垣根を越えて、PTAとして、親として、家族で愛を持って子供を育てるという事がいかに大事かということ。そして「子育て」という観点により線引きもなくなり、真の意味での国際交流が生まれるのかもしれません。公演して下さった方々、最終的には家庭教育の大事さ…に行き着いていたような気がしました。

報告者:藤原 宏明(中P連)

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