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研修だより


平成25年度5校種合同研修会  分科会D報告

D分科会【「こころの声に耳を傾ける」傾聴とは・・・】 報告


▲ワークショップを指導していただいた講師、松田さん。


▲アイスブレイク後は会場は和やかに、おしゃべりと笑顔があふれます

分科会の流れ
D分科会は、南側の窓から神戸の海の風景が望める601号室(6階)で、80名の方にご参加頂き行いました。
 D分科会では、傾聴スキルの心髄である『聞く』と『聴く』の違いを体感して頂くためのワークショップ(体験型講座)を約40分行い、その後、10分程度のクイズを交えた寸劇を行いました。そして最後に、来場下さった皆様にご協力頂き、アンケートにご記入頂きました。

D分科会の資料はこちらからご覧いただけます。


ワークショップイントロダクション
 ワークショップ講師にお招きした松田依子さんは、過去に、小学校のPTA会長を4年間務められたご経験もあります。現在は、ラジオパーソナリティーやコーチングワークショップ講師等、多彩な分野でご活躍をされています。
ワークショップの流れ
★ワークショップ共通のルール★
【守秘義務】 ここでのお話は外に持ち出さない
【誰も間違っていない】お互いを認める。否定しない。

★アイスブレイク★
ご参加頂いた方々の緊張をほぐします。
手順
?テーブルの前後の人(初対面)と2人1組になる。
?聞く人が、話す人へ質問しながら、聞いた内容を配布メモ用紙に書き留める。質問は、次の2つ
 『お名前を漢字で教えて下さい。』『行ってみたい場所を教えて下さい。』
?お互いの役割をチェンジして?を行う。

最初は緊張気味だった参加者の笑顔も出てきて、会場中に和やかな空気が広がってきました。

★キーワード “す な お (素直)”★
 聴くときには、“ すなお(素直)”をキーワードにお願いします。
 ○す→すごいね!!(否定しない) 
 ○な→なるほど!!(すなおに感動しよう) 
 ○お→おもしろいね!!(お互いを認めよう)

★ ワークショップ パート1 『無関心に聞いた場合と無関心で聞かれた場合の体験』★
手順
?アイスブレイクし合った時の2人で行う。
?話す人は、今夢中になっている事を2分間話続ける。
?聞く人は、メモ用紙に一週間分の晩ご飯のメニューを書きながら、
話を無表情(無関心)で聞く。
?お互いの役割をチェンジして?と?を行う。
?松田さんが、参加者に、聞く側でメモ用紙に10個以上書けたかどうか?等の質問をなげかける。

会場の参加者にどのように感じたかの質問をしたところ、話し手は聴いてもらえていないと感じ、聞き手は、集中してメモを取りにくくなるとの声があがりました。それに対して、会場中からは頷く声が聞こえてきました。会場の盛り上がりに感謝です。

★ワークショップ パート2 『話どろぼうをする聞き方の体験』★
手順
?これまでと同じ2人で行う。
?話す人は、パート1の続きで、今はまっている事を2分間話続ける。
?聞く人は、話す人の話題をひたすらどろぼうする(自分の話にすりかえる)
〔例〕話し手「この前、ペットショップでアメリカンショートヘアーを見ていたら凄くかわいくて、買おうか・・」聞き手「そうそう、アメショー凄く可愛くて、私も買いたくて、それで主人に話したら、今度飼ってもらえる事になったのよ!もう今からワクワクしていて云々・・」
?お互いの役割をチェンジして?と?を行う。
?松田さんから、参加者の皆さんに向かって「みなさん、はなしどろぼうしてみてどうでしたか?」との問いかけ。

松田さんの問いかけに、会場中苦笑いが広がり、凄くにぎやかに!!!普段の会話の多くで、『自分本位に相手の話をどろぼうしていた』と、痛感させられたと云う人が多かった。

★ワークショップ パート3 『相手の話を す・な・お(素直)ワールドで聴いてあげる体験』★
手順
? これまでと同じ2人で行う。
?話し手は、行って見たい場所についての話題を思う存分話す。
?聴き手は、『話し手の目を観る』『相槌を入れる』『聴くに徹する』
『相手のオーラを感じる』等、○す○な○お(素直)ワールドを
駆使して聴いてあげる。
?役割をチェンジして?と?を行う。
?松田さんから、参加者の皆さんに向かって「聴いてもらってどんな感じがしましたか?」との問いかけ。

 会場からは、話し足りないと言うざわめきが聞こえてきていた。松田さんの問いかけへのお答えは「すごく話しやすかった!」でした。

★ワークショップエンディング★
 3種類のワークショップを終えた後、松田さんは聴き方のポイントとして次の4つを話して下さいました。『両目両耳を話し手に向ける』『聴く人は口チャック』『相槌をうつ』『相手を応援する気持ち』そして、最後に行われた、新たに組まれた初対面3人組で聴き合いした『3分間、子ども時代の思い出話』では、“頷きながら一生懸命聴いてもらえるので、普段想いださない事まで想い出が涌いてきた”等の感想がありました。しめくくりには聴き合いおしゃべりし合いの時間には、会場中に「ありがとう!ありがとう!ありがとう!」の感謝と褒め言葉の『言葉のシャワー』が溢れていました。

寸劇と質疑応答
 寸劇のストーリーは、思春期の娘とその母親の会話で、娘さんの方が母親に不機嫌をぶちまけその場を去るという内容です。質問の『何故娘さんは不機嫌になったのか?』に対して会場の方からのお答えは、期待通りの「母親が娘の話を、用事をしながら面倒くさそうに聴いていたから」でした。
 
分科会を終えての感想
 D分科会にお越し頂いた皆様にご協力頂いたアンケートを集計させて頂くなかで、一番多かったご意見は『子どもとの会話の場での姿勢を再認識できました』です。初めての分科会開催と云う大きな課題をいただき、今回、分科会にご参加下さったPTA会員の皆さまの、志の高さ感動と感謝の気持ちでいっぱいです。また、D分科会を開催するにあたり、ご協力下さった皆さま、そして、ワークショップ講師の松田さんに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!!
 
 


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