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事務局だより


第61回日本PTA全国研究大会 みえ大会 報告その?

小P連から第6分科会の報告です。


▲命のメッセージボード


▲第6分科会のアトラクション

勇ましい太鼓の音と共に、第6分科会が始まりました。伊勢市立北浜中学校、JRCクラブの皆さんの演奏です。全員が女の子であるにも関わらず、大地をグッと踏みしめるその力強い姿は勇壮さと優しさを兼ね合わせた素晴らしいものでした。

第6分科会のテーマは人権教育です。基調講演は鈴鹿国際大学の仲律子先生です。仲先生は三重県で「命のメッセージ展」を行っておられます。「命のメッセージ展」とは理不尽に命を失うことになった人たちが主役の展覧会です。犠牲になった方の身長を型どったパネルに写真と、遺族のメッセージ
等を掲示し、足元には遺品の靴を置きます。その姿がメッセンジャーとなって、見る人に命の学び語るという仕組みです。
講演は地元伊勢神宮の話から始まり日本人の死生観の時代に夜移り変わり、現在の死生観、子どもの死の捉え方、命の学びとは何なのかということ。そして、仲先生がこれまでに行った「命のメッセージ展」で、児童、生徒ならびに保護者がどのように命を学んだのかというものでした。
命の学びを学校で行った場合、ほとんどの子どもたちが命の大切さなどについてより大切に感じるようになるが、「家族との距離が近い」「家族の評価を気にしないでいられる」子どもたちにより高い効果が出るそうです。
学校だけに任せるのではなく、私たちが保護者として子どもたちにとの関係をしっかりとしたものにすることが重要なのだということを改めて認識しました。

午後は七保小学校校長、平見恵子先生の度会小学校に勤務していた時の実践報告でした。「ミニ命のメッセージ展」と「児童が自分で作るお弁当の日」の二つの実践が報告されました。
もちろん、児童が自分でお弁当を作る時、保護者の負担は大変なものですし、それに対する不満、苦情も少ないながらあったそうです。しかし、何回か続けることで、苦情を言っていた保護者も前向きに捉えてくれるようになったり、子供たちの能力もどんどん上がっていったそうです。
困難なことでも挑戦する意味、続けることの大切さを教えていただけました。

最後にパネルディスカッションで各先生方の忌憚ない意見を聞かせていただけました。
命の学びで大切なのは「命に格差がない」こと、「実感を大切にする」ことだそうです。
どうしても私たちは最初に相手との違いに目を向けてしまうし、その事で相手を非難したり、下に見てしまいがちです。でもそんなとき、相手の立場にたって、相手の見方を持つことで命という本質的な部分で違いはない、格差はないということを実感できるはず。
そんなことをそれぞれの先生が色々な体験、実践例を交えながら、お話くださいました。
学校という繋がりの中で、先生と保護者、そして地域が協力する。そこにはまだまだ大きな可能性が残されているということを改めて教えていただきました。

人権というとどうしてもかまえてしまったり、自由にものが言えないタブー感を感じてしまいがちですが、もっと気軽に考えたり、話し合ったりしていい、むしろそうすることが子どもちにとっても私たち保護者にとっても重要なことなんだということを今日一日で学ばせていただきました。

貴重な学ぶ機会を与えていただき、本当にありがとうございました。
(小P連 下地)

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