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研修だより


平成24年度 PTA対象の人権研修会を開催しました(主催/神戸市教育委員会・共催/神戸市PTA協議会

平成24年12月13日(木)10:30〜 KEC大ホール「心のバリアフリー 〜人工ボディをつけるつけないを選べる社会に〜」講師:福島 由佳子(人工ボディ技師)


▲研修委員の皆さん。受付もスムーズでした。


▲講演会の様子。人工ボディは、初めて目にする方も多いと思います。

人権週間に合わせ、毎年神戸市教育委員会では、神戸市PTA協議会会員を対象にPTA人権研修会を開催します。

この研修会には市P協の研修専門委員会が当日スタッフとして手伝います。司会進行、受付や、会場係など、この直前の会議で細かく役割分担と打ち合わせを行いました。この経験を、2月2日に行う「5校種合同研修会」で活かすことが目的です。

当日、委員の皆さんは、集合時間よりもかなり早くから来られていました。中にはお子さんよりも早く出てきたといわれる方もおられ、責任感と使命感を持っておられる方がほとんどです。

最終打ち合わせの後、各部署での作業にはいられましたが、皆さんとてもてきぱきと動かれ、受付時も明るく接しておられたのが印象的でした。

会場は380名以上の参加者で、ほぼ満席でしたが会場係の席誘導のおかげで、混乱なく速やかに参加者も着席できました。

やはり委員の皆さん、各区や単Pでも普段から研修会の運営をされておられるだけあって、無駄な動きがなく、また司会役も、本業でやっておられる委員さんが担当され、ますますPTAのパワーのすごさを感じました。

*****講演会について

福島由佳子さんは、1971年生まれですが、人工ボディ技師としてはもう20年のベテランです。
大阪弁での気さくな話しぶりや、なにより同じような年齢のお子様を持つPTAであるということで、パワーポイントで写真を見せながらのお話に、聞いていても飽きずに、あっという間に時間が過ぎてしまったように思えました。

この仕事にかかわるまで、会社の倒産後、給料も出ないのに、たった一人で会社に残り、注文品を作るために特殊メイクを習い、罵声やクレームを乗り越えてきた話。元暴力団の社会復帰のために、小指の人工ボディを作り、代金を請求した話など、福島さんの人生も波瀾万丈で、大変興味深かったものでした。
永く作り続けていくうち、相談者の心の寄り添った人工ボディを作ることに使命を感じるようになっていかれました。
カウンセリングを重要視し、シリコンの残りを集めて何度も作り直すなど、安価で購入できるように工夫もされます。
小さなお子様の先天的な体の一部の欠損には、そのご家族と何度も話し合いながら、本当に子どもにとってのしあわせ、望むこと第一にを考えながら作っていくようにしておられます。

最後におっしゃられた「私には人工ボディを「作る」だけでなく、「作らない」という選択肢もあっていいと思う。互いにありのままを認めあうことが「心のバリアフリー」だと思うからだ。世の中には、まだ欠損について知らない人も多いと思うが、私の講演活動などによって、こういう人がいるのだということを「知って」「認めて」ほしい。着けない時でも、つける時でもありのまま、その人なのであるということを。」
という言葉に、親であるPTAの皆さんにも、子育ての原点と重なることがあると、気づかれたと思います。

会の終わりに、人工ボディの見本(失敗作らしいです)を触らせていただくことができ、会員の皆さんの人だかりができるほどでした。人の体そっくりな色や触感にも驚きますが、ただそっくりなだけでなく、心を込めて作られた努力と、注文者への愛情も感じられました。


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